はじめに
芸術愛好家の皆様、ようこそお越し下さいました。ごゆっくりどうぞ。
♪オープニング
♪をクリックすると曲が流れます。
 尚、本サイトの画像は、自作もしくはPublic Domain(下記の青字リンク先をご参照下さい)になった過去の巨匠の作品の画像を使用。WikiPediaからお借りしています。各記事の画像をクリックすると拡大表示されます。
     ・・・過去の偉大な巨匠たち、先人たちに敬意を表して・・・
                                     
♪感傷的な主題と展開
作曲:村田雅和
をクリックすると曲が流れます。

2008年11月20日

空は歓喜に満ち溢れ…

空は歓喜に満ち溢れ
夢は白い翼を羽ばたかせる
輝ける木湖畔々たちの手招きは
君を新たな旅へと誘う

光溢れる季節(とき)・・・
そよ風は微笑んで
まだ知らぬ未来の橋を
大空に架ける

七色に輝く
あらゆる思い出は
今は心の宝箱・・・

この春風に夢は飛翔する
そよ風に舞う
あの花びらのように・・・


詩:絵:村田雅和

絵はクリックすると拡大表示されます。

posted by 雅 at 20:34| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

懐かしき日々

800px-Johan_Barthold_Jongkind_002.jpg絵はオランダの画家、ヨハン・ヨンキント(1819−1891)の”Hafen von Étretat”。フランスのノルマンディー地方のエトルタの海岸の荒々しい風景は、他にもクールベやコロー、ヨンキントを師の一人と称するモネが繰り返し描いた題材でした。このヨンキントという人は風景画家としての実力がありながら、(私はモネの師であるという以外は、あまりよく知らないのでWikipediaの記述を参照)、アルコール依存症や鬱病によって評価が上下していたという。
絵はクリックすると拡大されます。

曲は私の作曲した『懐かしき日々』。旋律をオーボエにしたかったのですが、音源が良くないので、今回はストリングス音源を使用しました。



絵:ヨハン・ヨンキント
曲:村田雅和:『懐かしき日々』



posted by 雅 at 19:00| Comment(0) | 絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歓楽の舟

 歓楽の舟Edgar_Germain_Hilaire_Degas_012.jpg
   陥落の常
あらゆる恐怖があらわれる

  煉獄行きの連絡船

 悪魔の売る
   悪夢なし得る
     夢故に
       痛む民

あらゆる色香をあらわすは
   死せる心を乗せる舟
   快楽の船に汚れるは
     深き罪の不快感

       罪を生み

        夢を倦み

          逝く・・・



詩:村田雅和:憂愁の都市より

 難破船状に配置した文字による私の詩は、フランスの象徴派詩人の総帥、ステファンヌ・マラルメの『骰子一擲』を模したもの。この世の虚しさを表しています。
 
 絵はエドガー・ドガ(仏:1834-1917)の「アブサン」。ドガと云えば、印象派周辺にいた画家でありながら、印象派とは趣きを異にし、古典主義的なデッサンを重視し、それでいて日常生活の風景や、バレエを主題とした絵を多く描いています。この「アブサン」という絵は「悪魔の酒」と云われた度数の高い酒を飲む二人を描いた絵で、当時は非常に評判の悪い絵でした。ヴァン・ゴッホら同時代の芸術家のいくらかは20世紀初頭に禁止された、この酒に溺れていて、自らの人生を破滅に導きました。

 尚、ドガは油絵よりデッサンに関連したパステルを好み、モノタイプなど古い技法を復活させたことでも知られています。踊り子の他、馬や裸婦の「形態」ではなく、「動き」そのものに関心があったようで、そういった意味では技法は古典的ですが、「動きの印象派」だったのかもしれません。非常に気難しい性格だったようで、仲間と対立することが多く、晩年にはドレフュス事件で有罪を主張したため、多くの友人を失ってしまったといいます。

Edgar_Germain_Hilaire_Degas_018.jpgEdgar_Germain_Hilaire_Degas_059.jpg参考:左:ドガ:踊りの花形
右:ドガ:ロンシャンの競馬

絵はいずれもクリックすると拡大されます。
posted by 雅 at 00:56| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

Goya in Spain

La_gallina_ciega_(Goya).jpg 絵は、スペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤの"La gallina ciega"。スペイン語がわからないので、スペイン語表記にしておきます。
 ゴヤは18世紀ロココ時代を生きた画家ですが、ロココからリアリズム、20世紀シュールレアリスムの先駆的表現まで成した、この時代にしては驚く程多種多様な表現をした画家。日本では 『マハ』や版画による闘牛の絵が特に有名です。

曲は、私の『スペイン』。後に管弦楽編成で『ある紳士のための小組曲』の第2楽章になりました。私はスペインに一度も行ったことが無く、スペインの画家達の絵は美術館で数点見ただけに過ぎませんが、曲にスペインの舞曲の雰囲気が出ているでしょうか。


♪Spain


絵:フランシスコ・デ・ゴヤ(1746ー1828)"La gallina ciega"
絵をクリックすると拡大されます。

曲:村田雅和"Spain"


タグ:舞曲 spain GOYA
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2008年11月13日

千絵の海 総州銚子

800px-Hokusai_1760-1849_Ocean_waves.jpg絵は葛飾北斎(1760?ー1849)が描いた10の図から成る中判錦絵「千絵の海」シリーズの一つ 『千絵の海 総州銚子』。この時代の芸術家は何度も改号している人が珍しくはありませんが、北斎はその程度が尋常でなく、30回も改号しています。転居の数も93回。非常に部屋は荒れていて、仕事場が汚れるたびに転居していたと云われています。

曲は私が作曲した和風ハバネラ。ハバネラはもともとは、1791年のハイチ革命によって、ハイチの難民がキューバに持ち込んだ舞曲ですが、船員によって、それがスペインに持ち込まれ、やがて全世界に広まっていったという。そこでハバネラのリズムを使った曲を作曲してみましたが、編曲の過程でどこか日本の祭りを思わせるような曲になったので、『和風ハバネラ』という曲になりました。

3バージョンありますのでお楽しみ下さい。



絵:葛飾北斎『千絵の海 総州銚子』
クリックすると拡大表示されます。

曲:村田雅和『和風ハバネラ』
タグ:浮世絵
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2008年11月09日

時を語りて

光降り注ぎ、風薫るある夏の日380px-William-Adolphe_Bouguereau_(1825-1905)_-_At_the_Edge_of_the_Brook_(1875).jpg
幼き日のあなたの目にそれは刻まれていく・・・
光と影の戯れる世界
風に揺れる木々たちのざわめき・・・

夜風囁く、月が微笑むある夏の日
幼き日のあなたの心にそれは刻まれていく・・・
時の川面に映る月
遠い未来を見つめる星達の囁き・・・

蛍たちの命の賛歌
谷を流れる川のせせらぎ
ただ静かに、星達は時の流れを語りかける

美しき日々を風が駆ける
私達も人の世の思い出の一つになり
ただ静かに、私達は時の流れを創るのだ・・・


詩:村田雅和
絵:ウィリアム・ブーグロー(仏:1825−1905)『小川のほとり』

絵はクリックすると拡大されます。
タグ:
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生と死と・・・飛翔

何処までも清澄な 青い空の下ji.JPG
小鳥たちの唄と
朝の光に祝福されて
この世に人が生まれる時
あの安らかな寝台の上に
母の暖かな子守唄で
君は眠っていただろう・・・

木々の葉揺れる 黄金の空の下
教会の鐘と
そよ風に送られて
この世から人が旅立つ時
あの安らかな寝台の上に
清らかなレクイエムで
君は眠っているだろう・・・

古今東西 老若男女
清らかなものも 罪あるものも
富めるものも 貧しいものも
しかし富めるのは 心であろうか・・・

死は一つの誕生に過ぎない
重い肉体から飛翔していく
あの夕暮れ時のそよ風と共に
ただ 心さえ汚れていなければ・・・


詩:村田雅和
絵:村田雅和

絵はクリックすると拡大されます。

この詩のイメージとして、日本では殆ど知られていない、ルイ・ジャンモというリヨン派の画家の描いた『魂の詩』という非常に感動的な一連の作品があります。


連作ゆえ、ルイ・ジャンモに関しては、リンク・フリーのサイト様のこちらをご参照ください。

ルイ・ジャンモ

タグ:飛翔
posted by 雅 at 23:32| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月08日

夜夢想

454px-Whistler_James_Nocturne_in_Blue_and_Green.jpg傷だらけの瞳を濡らす露の色は
月の落とす真珠色・・・
木々を揺らす静かなる風は
甘いささやきに満ちていた・・・
時の河は幾つもの夢を浮かべ
また遠い日の星へと昇華させていった・・・

夜霧がこの身を包み込み
月の光はやがて雫となり
独り行くこの私をうっとりさせ
見えない闇に包まれながらも
夢の世界を歩いていくのは
心地よかった・・・

誰もいないこの夜に
濡れる一輪の露草は
祈る乙女の姿に似て
美しかった・・・

やがて木々がざわめき
悲しみに満ちた私の心を
月の光はまるで母のように
いつまでも照らし続けていた・・・

そして一陣の風は
私を促すように
再び忘れた夢を探そうと
包むように語りかけたのだ・・・



絵:ジェームズ・ホイッスラー(1834-1903)"Nocturne in blue and green"
クリックすると拡大されます。

詩:村田雅和
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2008年11月03日

ロココ時代の主役、ポンパデュール候夫人

クリックすると拡大されます。746px-François_Boucher_019-1.jpg
 絵はフランソワ・ブーシェ(仏:1703−1770)による、ロココ美術の庇護者ポンパデュール候夫人(1721−1764)の肖像画です。彼女は平民出身でありながら、一般的な貴族以上の教育を受け、後にルイ15世の愛人となりました。美貌の誉れだけでなく、並外れた知性と教養を兼ね備えた彼女は、ロココ文化の最大の庇護者となり、莫大な予算を使って多くの邸宅を建て、啓蒙哲学者との交流を深め、やがて政治にも深く関与するようになりました。

彼女自身は薄命でしたが「国家の崩壊に女の影あり」と云われるように彼女がフランス・ブルボン王朝の衰退の遠因となったとも云えるでしょう。

曲は、私が作曲した『午後のひと時』です。
ロココ時代に盛んに演奏された楽器、チェンバロ(クラブサン)のために書いた曲です。


作曲:村田雅和

チェンバロは現在のクラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(略してピアノ)の原型で、一定の大きさの音のチェンバロとは違い、ピアノからフォルテまで自由自在で繊細な表現が可能になり、それゆえ、楽曲の様式の変化に影響を与えたのでしょう。


posted by 雅 at 06:54| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モルトフォンテーヌの思い出

カミーユ・コロー『モルトフォンテーヌの思い出』

画像をクリックすると拡大           800px-Jean-Baptiste-Camille_Corot_012.jpg  

絵は19世紀バルビゾン派の画家、カミーユ・コローの『モルトフォンテーヌの思い出』で、曲は私の作曲した組曲『幻想』の終楽章『思い出』です。バルビゾンといっても、特に新しいグループでも何でも無く、バルビゾン村周辺で活躍した自然派の画家達の一群を指します。他にはテオドール・ルソー、ジュール・デュプレ、コンスタン・トロアイヨン、ジャン・フランソワ・ミレーなどがいます。

画像:Wikipedia



作曲:村田雅和

風景画の得意だったコローは晩年には人物画を数多く描いていますが、公表したのはわずか2点だったと云われています。

彼の『真珠の女』はコローがおそらくダ・ビンチの『モナ・リザ』を意識したのでしょう。彼は絵の道に生きることを選び、結婚が障害になることを恐れ、生涯独身で過ごしました。

カミーユ・コロー:『真珠の女』

クリックすると拡大されます。
423px-Camille_Corot_-_Woman_with_a_Pearl.jpg

コローの美しい作品がこちらでたくさん見ることができます。

http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Jean-Baptiste-Camille_Corot?uselang=ja
posted by 雅 at 06:20| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

聖マタイの召命



絵:ミケランジェロ・メリジ(通称:カラヴァッジョ)
曲:幕開け:村田雅和
動画:村田雅和
MacOSXに標準搭載されているiPhotoを使用。

画質が悪いですが、絵はサン・フランチェージ大聖堂にあるイタリアバロック期の巨匠、ミケランジェロ・メリジ(1573−1610:伊)による傑作『聖マタイの召命』

暗闇からキリストが弟子とともに現れ、レヴィ(後のマタイ)に向かって厳かに「我に従え」と命じています。キリストの手のポーズはミケランジェロのアダムから採られていて、このポーズによって、キリストは神の創造された第2のアダム(アダムは「人」を意味する)であることを表しています。

カラヴァッジョの大傑作に対して、曲は私の拙いオルガン曲『幕開け』。カラヴァッジョの『聖マタイ』は3連作になっていて、『召命』、『聖マタイと天使』、『聖マタイの殉教』の3作で、レヴィ=マタイの路程が壮大な構想を以て描かれています。



参考:カラヴァッジョ『キリストの埋葬』1610年頃
画像:Wikipedia

クリックすると拡大表示されます。
The_Deposition_by_Caravaggio.jpg

カラヴァッジョは驚く程の速描で、迫真的な写実と、強烈な明暗技法をもって劇的なバロック様式の先駆者として、ヨーロッパ美術に多大な影響を及ぼしましたが、彼自身は粗暴で、争いごとが絶えず、殺人を犯して、死刑判決を受けます。死刑を恐れてローマから逃亡。不安と恐怖に満ちた逃亡生活で、時間が殆ど無かったにもかかわらず、驚異的なスピードで鬼毛迫る傑作を各地に残しました。そのあまりにも悲劇的で、かつ激しい感動を引き起こす、あまりにもリアルで真摯なキリスト教世界の登場人物達の表現は、呪われた画家が真の救いを得たいと願っているようにも見えます。最も呪われた人生を生きたからこそ描けた彼の傑作の数々・・・。私も日本でカラヴァッジョ展が開催された時に観に行きましたが、かつてこれほど感銘を受けた画家はいませんでした。呪われたミケーレ(カラヴァッジョの愛称)38歳、焼け付くようなポルト・エルコーレの海岸を彷徨っている最中熱病に倒れ、呪われた画家に救いはありませんでした。ローマ法王の恩赦と行き違いに彼の生命は絶たれたのです。

ある聖職者が「些細な罪が消えるから」といってカラヴァッジョに聖水を渡そうとしましたが、彼はこう応えたと伝えられています。

要りません。私の罪は死に値するものだから


カラヴァッジョについて、もっと知りたい方はこちらでどうぞ
http://www.salvastyle.com/menu_baroque/caravaggio.html

個人サイトですが、驚く程完成度の高い美術サイトです。

尚、画像はパブリック・ドメイン。よって、著作権に抵触しない。著作権は作者の死後、日本では50年。欧米では70年。作曲者の死後数百年経っているクラシックの曲が公の場で自由に演奏出来るのはそのためである。勿論、現役のクラシックの作曲家や、死後70年以上経っていない(国によっては作者の死後、100年近い著作権保護期間の場合があるので注意)作曲家の作品を演奏するには遺族など権利者の許可が必要。詳しくはWikipediaのPublic Domainに関する記述を参照されたい。

http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:The_Calling_of_Saint_Matthew_by_Carvaggio.jpg
posted by 雅 at 04:01| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

夜想曲

349px-William-Adolphe_Bouguereau_(1825-1905)_-_Laurel_Branch_(1900).jpg紫の 夜が訪れ 
遠い日の 星の輝き・・・
あの人は 何を見つめる?
星空か 遠い日の夢?


露の色 真珠の涙
流れ行く 時の川面に
わが胸の 切なき想い
願わくは 消えておくれ


夜風に なびく木々たち
あの日見た 蛍たち
暗闇を 優しく照らす
あの月に 見守られて


幾万の 彼方の星よ
今もなお そこにいますか?
遠い日の 輝きは今
わが胸に 何かを映す 


清らかな 瞳の如く
遠い日の 記憶を抱いて
誰も見ぬ その身を映し
人の世の 先を見つめる


儚きは 蛍の命・・・
ひたすらに ただひたすらに
静かなる 命の賛歌
わが胸に 切なく響く・・・


暗闇を 優しく照らす
悲しみも 優しく包む
あの月に 守られて今
わが心 安らかに


作詞:作曲:村田雅和
絵:ウィリアム・ブーグロー(1825-1905)”La Rochelle”

絵はクリックすると拡大されます。

夜想曲.pdf

数年来、アカペラの歌曲。楽譜も作っていないし、録音もしていないので、作詞、作曲した私しか歌いこなせる人はいない。
タグ:歌曲
posted by 雅 at 23:43| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夕暮れに

夕暮れ.jpg



もともとはピアノ曲ですが、弦楽用に編曲しました。

絵は地元の川を描きました。


絵:作曲:編曲:村田雅和
posted by 雅 at 23:27| Comment(0) | クラシック音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雨に打たれて(ある偉大な芸術家による彫像)

448px-Canova_P7150049.JPGあなたは何をみつめているの?
そんなうつろな目で・・・

いまここにいる私?

それともあなた自身の思い出?

私が育ったこの町で
あなたはずっとここにいた。
あなたがそこにいる限り、
怖いものなんてなかったよ。


あなたも最初はいなかった。
もし、あなたとお話が出来たら
あなたを生み出した
偉大な芸術家について
語ってほしい・・・

あなたの愛するその人は
いつもあなたの中にあるんでしょう?

あなたは何も語れない
長年いろいろ見つめてきた

はしゃぎまわる子供たち
あなたのもとへ遊びにくる小鳥たち
ひとり淋しそうな老人

そしていなくなったご主人様・・・

あなたは何も語れない
雨に打たれて淋しそう
一人いつも見つめている

でも、あなたのかわりに
空が泣いているんだね

決して帰らないあの日を思って・・・

永遠の命を得たあなたは
私がいなくなっても、
きっといつまでも・・・


(憂愁の都市より:村田雅和)
彫刻:アントニオ・カノーヴァ(伊::新古典主義:1757-1822)”Tänzerin”
写真をクリックすると拡大表示されます。



posted by 雅 at 08:26| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天の川

天の川










  月の雫は乙女の頬を伝いて
  やがて悠久なる時の河となす・・・。
358px-Bouguereau-Psyche.jpg  
闇夜の川面に浮かびし笹舟は
  蛍の灯をたよりに
  何処へか向かわん・・・。
  見送る乙女の眼差しは
  遠い日の星の光に似て
               千年の時を刻む・・・。


      静かなる河よ
悠久なる大河よ
時には荒れ狂い、
時には安らぎと輝きに満ちた
そなたは
どれほど多くの人の思いを
運んだだろうか・・・。

                      約束のように夜が明ける・・・。
                美しい陽の光に照らされた
     麗しき乙女はつぶやく・・・


                                    またお会いできる日が必ず来ることを
                       心待ちに生きていきます・・・。



作曲:編曲:村田雅和
詩:村田雅和
絵:上:村田雅和
  下:ウィリアム・ブーグロー”Psyche”

絵はクリックすると拡大されます。

タグ:乙女の祈り
posted by 雅 at 01:28| Comment(0) | 和の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

詩神

Poussin_Inspiration_of_the_poet_Louvre.jpg 貴女の笛は甘き風
響く楽の音(ね)夢誘う
青き光に染められて
風に靡くは月桂樹


甘き香りを漂わす
花の命の露のごと
乙女の祈りの涙なす
天の川に浮かぶ夢
                               絵:ニコラ・プッサン
                                                                                                                           クリックすると拡大
万の形象(かたち)は泡沫に                  
心のみが永遠の星                       The_dance_to_the_music_of_time_c._1640.jpg
時の河に浮かぶ夢
絹の書物に綴る我


貴女の瞳は永遠の星
甘き吐息は夜の風
煌めく言の葉照らす月 
夢にたゆたう甘き露


詩:村田雅和

(月桂樹はギリシャ神話の詩の神、アポロンの樹。アポロンの娘であるミューズ達によって霊感を与えられる詩人)

posted by 雅 at 00:44| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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