はじめに
芸術愛好家の皆様、ようこそお越し下さいました。ごゆっくりどうぞ。
♪オープニング
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     ・・・過去の偉大な巨匠たち、先人たちに敬意を表して・・・
                                     
♪感傷的な主題と展開
作曲:村田雅和
をクリックすると曲が流れます。

2009年03月26日

エプソムの競馬

800px-Jean_Louis_Théodore_Géricault_001.jpg
経済的にも時間的にも余裕があれば、「馬に乗って草原を駆け抜けてみたい。」

それは、テオドール・ジェリコー一人だけのロマンではないと思います。

                               

800px-Théodore_Géricault_-_Le_Radeau_de_la_Méduse-1.jpg
19世紀フランス美術のロマン派の先駆者ジェリコーは、自身の情熱を抑えきることが出来ず、同年代のおばと不倫の恋に落ちてしまい、子供まで成してしまい、当然のことながら、両者に悲劇をもたらしました。彼は傷つき、イギリスに渡って乗馬に熱中し、落馬事故によって、脊髄結核が悪化して亡くなったと云われています。彼の最期の言葉は「まだ何もしていない」。

彼はカラヴァッジョの明暗表現、ルーベンスの色彩、ミケランジェロの人体表現を熱心に研究し、画風は文字通り、力のせめぎ合いのような非常に情熱的な画風です。大作「メデュース号の筏」はフランス政府がひたすら隠そうとしていた実在の事件を扱った作品で、サロンでは大変な物議を醸し出しました。やがて、彼のロマン派的画風は、彼の後輩であったドラクロアによって受け継がれていくことになっていきます。

絵はクリックすれば拡大されます。私のピアノ曲「風のように」を聴きながらどうぞ。



絵:テオドール・ジェリコー:上「エプソムの競馬」(1821年)
              下「メデュース号の筏」(1816年)

曲:村田雅和:「風のように」
posted by 雅 at 09:38| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

水仙

Michelangelo_Caravaggio_065.jpg麗しき泉に死なねばならぬ    

清廉な乙女のその御姿に

その波紋が示すどよめきに

沈む我が身の愛しさよ



涙溢れて時の河

月のかけら黄金の葉

静寂に潜む死神の影

                                         

見果てぬ夢に疲れ果て



心ゆえに溺れていくのか




絵:ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジョ:「ナルキッソス」
ギリシャ神話に依ると、美青年ナルキッソスは、美の女神アフロディテ(ヴィーナス)からの贈り物を侮辱し、自分を愛する全ての者を拒否する呪いをかける。彼はある時、水に映った自分の姿に恋をしてしまい、そのまま湖に溺れてしまう。彼の死後、その場所には水仙が咲いていたという。

詩:村田雅和
posted by 雅 at 20:45| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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