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♪感傷的な主題と展開
作曲:村田雅和
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2010年02月10日

ダンディの系譜

日本ほど「ダンディ」という言葉が誤解されている国は無い。
自身もダンディであり、ダンディズム論について詳細に語ったボードレールによると、「ダンディ」は霊性と禁欲に近い。美学を生きた宗教に高める者のことである。詩集「蝙蝠」を出し、蝙蝠型の口髭が印象的な大貴族モンテスキュー伯爵は例外として、破滅の最期を迎えた者が少なくないことも挙げておこう。

「ダンディ」の語源は不明であり、元祖ダンディといわれるブランメルの時代には存在しなかった言葉である。ジェントルマンシップとダンディズムはしばしば対立概念として掲げられ、カーライルに「「ダンディ」とは服を着た者にすぎない」と批判されている。ラスキンと云えば、ダンディなアメリカ人画家ジェームズ・ホイッスラーに法廷で破れたことでも有名である。この裁判は「芸術家の批評家に対する勝利」の一例として美術の歴史に残っている。

浅学なのを承知で名を挙げると

イギリス

ジョージ・ブライアン・ブランメル
ジョージ・ゴードン・バイロン(ロマン派詩人)
オスカー・ワイルド(耽美派作家)

フランス

ウジェーヌ・ドラクロア(ロマン派画家)
シャルル・ボードレール(批評家、象徴派詩人)
ジュール・バルベー・ドールヴィー(悪魔主義作家、ボードレールと並ぶダンディズム論を著す)
ロベール・ド・モンテスキュー・フザンサック(貴族、詩人、審美家としてさまざまな芸術家を支援した)

アメリカ

ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(画家、ノクターンシリーズが有名)

他にも挙げるべき人物はいるだろうが、私自身何分浅学であるが故に、以上に止めておく。
ちなみに、私はホイッスラーのノクターンに魅せられて自身の作品を書きはじめた。

最期まで自分の美学を貫き、そして破滅していった美しくも儚き者たちに花を捧げたい。
posted by 雅 at 21:40| ダンディズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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